建築基準法について

建築基準法とは何でしょうか?

 建築基準法は建築物を建てたり維持管理していく上で守らなければならない法律です。建築物は「衣・食・住」の「住」の器であり、私たちの生活の基盤となるところです。自然災害や犯罪などから、私たちの生命、健康、財産の保護をするための法律なんです。

 自分の所有する土地に何の建築物を建てたり、どのように利用するかは個人の自由だろうと考える方も多くいると思います。しかし、都市化が進み、多くの人々が集まる中では、一定のルールを定めなければ無法地帯となり、生活環境の悪化や健康被害が多発し、安全な街をつくることが出来ません。

 こうしたことから、基本的な人権を尊重しつつ、私的な土地利用権に最低限必要な一定の制限を与えるために建築基準法が定められています。